TopjoyのFalconのレビュー(1週間ほど使ってみた編)

Falconを使い始めて1週間ほど経ったので、ざっくりとした使用感のレビューです。 なお、主な使用用途はVisual Studio CodeによるコーディングとVivaldiによるネットブラウジングです。

 

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本体の重さが意外とある

これは外に持ち出して実感したのですが、Falconは思った以上に重いです。Kickstarterのスペック情報では650gと書いてありますが、絶対それより重いです。本体の小ささも相まってズッシリと重さを感じます。

画面は綺麗

画面は非常に綺麗です。解像度は1920x1200ですが、これがベストの解像度でしょう。 個人的に気になるのは画面の反射です。ノングレア派の人は液晶保護フィルムを貼った方が良いです。

画面サイズについては8インチというのはやはり良いです。7インチはやはりどうしても狭く感じてしまいます。コーディングをするには8インチでも厳しい部分はありますが、工夫すれば何とかなるレベルです。

OFNマウスは普通に使える

Falconはキーボードの下部にOFNマウスが付いています。指でなぞってマウスポインタを操作できます。マウスの移動については難なく思い通りに動かせます。クリックについては若干慣れが必要かもしれません。キーボードにクリックキーがあるのでそちらを使えば間違いありません(ただし手数が増える)。

Officeなどのマウスを常時動かす必要のないソフトを使う分にはOFNマウスで十分ですが、ゲームをプレイする場合は外付けのマウスが必要でしょう。

バッテリー使用時、大きな熱は発生しない

カフェでFalconでコーディングやネットサーフィンを行ってみましたが、本体が大きく熱を持つことはありませんでした。ずっとYouTubeを見ていたりすれば熱はもっと発生すると思いますが、私は外で動画を見ることがないので試していません。

底面を触ると熱は持っています。ただし、これは通常のノートPC(Macbook Airなど)と大差はありませんでした。 なので、気にせずに使っています。

充電時、大きな熱が発生する

一方、充電時には大きな熱が発生します。充電し始めて数分経つと熱くなってきます。これが怖い。しかも毎回ではない。 これに関してはそういうものなのか、充電の方法に問題があるのか、不良なのかわかりません。

キーボードは使いづらい。慣れが必要

8インチのUMPCのキーボードなので通常のキーボードより使いにくいのは仕方ありません。それを加味しても打ちづらいキーがいくつかあります。

最も困ったのはシングルクォーテーション・ダブルクオーテーションです。右側の「Shift」キーの下にあります。これが困りもの。 コーディングを行うとき、シングルクォーテーション・ダブルクオーテーションの使用頻度は高いです。 このキーが打ちづらいのはかなり作業効率に影響します。

また、アンダーバーも変なところにあります。アンダーバーはコーディング規約次第では頻繁に使うことになるのでこれも困りもの。 数字とアルファベッドを打つ分にはそこまで違和感ないのですが、記号を使う場合にタイピング速度が一気に落ちます。

 

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IMEオン/オフのキー割当てを行う必要がある

Falconには「半角/全角漢字」のようなIMEのオンとオフを切り替えるキーが存在していません。日本語で文章を書きたい人はIMEオン/オフをどこかのキーに割り当てないとかなり使いにくいです。 私は「F1」に割り当てていますが、このキーも打ちやすいキーではないので使い勝手は微妙です。

まとめ

全体的に細かく気になる部分がありますが、Kickstarterで出資した額を考えると意外と普通に動く製品だと思います。 ただし、気になるのは充電時の発熱です。ここさえクリアできれば安心して使えるのですが、何とかならないかいろいろ調べています。

私の場合は使用用途があまり負荷のかからない用途なので、実は発生していないだけで潜り込んでいる問題もあるかもしれません。 これに関しては使い続けていれば出てくる可能性もあります。もちろん、このまま問題が起きないのが1番良いのですが…

おまけ:発熱対策

やはりUMPCで怖いのは本体が熱を持って高温になることです。今のところはまだ大丈夫ですが、発熱対策として冷却パッドを底面に貼っています。効果は未知数。

 

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