天神パルコに伊藤万理華の脳内博覧会miniを見に行く。そして、京都で個展を見た方が良い理由

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天神パルコに伊藤万理華の脳内博覧会miniを見に行ってきました。京都の北野天満宮でも見てきたのですが、福岡で開催されているので再度見てきました。

脳内ルームの展示はないですが、反響の大きいショートフィルムを見ることができます。これだけのために行く価値はあります。見に行く時間としては、平日の閉館より少し前の時間だと混雑していないのでオススメです。会場が非常に狭いので、混雑しているときに行くと自分のペースで見るのが難しいです。開催は12/3までなので万理華推しの方はもちろん、そうでない方も見に行ってほしいです。

で、

京都と福岡の2箇所で見た私の感想ですが、圧倒的に京都で見た方がいいです。理由は以下の通りです。

パルコ内という場所の問題

パルコの中で開催されている以上、どうしてもパルコの他の店の音が入ってきます。これが意外と気になります。

特に「トイ」はほぼ音がないので、他の音が入ると世界観に浸りにくいです。

また、ショートフィルムを見る場所も密閉空間ではありません。上部は覆われておらず、パルコの照明が見えます。これもショートフィルムの世界観に浸りにくい原因になります。

京都の北野天満宮の文道会館は地下空間だったため、外の音が入ってきません。また、ショートフィルムを上映する場所も他の光が入ってきません。そのため、伊藤万理華の世界観にとても浸りやすい環境でした。

展示写真のパネルが小さい

京都の会場ではファッション・シューティング写真展示に会場のエリアを大きく使って展示していましたが、天神パルコには当然ながらそんなスペースはありません。そのため、パネルが小さくなっているものがあります。

鑑賞するには困らないサイズなのですが、やはり万理華の写真は大きいものを見た方がいいです。

余韻

個人的にはこれが1番大きいです。

天神パルコの会場は出口を出ると、すぐに他の店が目に入ってきます。すぐに現実に引き戻されてしまいます。余韻を楽しむことができません。

一方、京都の会場の北野天満宮は会場を出ても文道会館はもみじ苑の中なので余韻に浸ることができます。私は個展を見終わった後、もみじ苑をまた1周していろいろ思い出したり考えたりしました。

京都の北野天満宮で開催されたことはものすごく意味があったと思います。

 

このような理由で京都で見ることをオススメしますが、とにかくどこでもいいので見てほしいと言うのが本音です。「はじまりか、」は特に見てほしいです。このショートフィルムを見ることで伊藤万理華の卒業を一層温かく見送れるようになるはずです。

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ありがとう。